琥珀一家のゆる~い日常
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ボス君のお話
2015年11月19日 (木) | 編集 |
このブログにもたびたび登場した「茶黒コンビ」のアルマジロ先生が、
11月12日の明け方に息を引き取りました。

ここでの呼び名は「アルマジロ先生」でしたが、
猫ボラさんに「ボス」という名前で呼ばれていたので、
実際には私達もそれに倣い、「ボス君」や「ボス先生」と呼んでいました。
10年近くほぼ毎日、日に何度も遊びに来ては家猫のようにご飯を食べたり、
ゆっくりくつろいだり、時には何時間も熟睡していく事もありました。
リビングの窓の網戸に爪を引っ掛けて、
軽くカタカタと音を鳴らすのが、「来たよ」の合図でした。

クロちゃん共々ずっと「うちに子にしたい」と思っていた子でしたが、
それはとうとう叶いませんでした。
実は、ブログには書きませんでしたが、
過去に一度保護した事がありました。
でもすごい力で頑丈なケージの扉を曲げて脱走してしまったのです。
猫ボラさんと相談した結果、今まで通り地域猫としてお世話しようという事になりました。
前にも何度か書いた事があると思うのですが、
「先生は窓を閉めるとパニックを起こす」というのは、
この時の事がトラウマになってしまったのではないかと思います。

怖い思いをさせてしまったにもかかわらず、
それでもすぐにうちへ遊びに来てくれるボス君が、可愛くて仕方ありませんでした。
気持ち的にはもうほぼ「うちの子」です。
年を取るにつれて考えるのは、「最期を看取りたい」という事でした。
でもお外で自由に暮らしてる子を、果たして看取る事が出来るのか。
そのような気持ちがあっても、実際には難しい事です。

この夏の終わり頃から、少し食が細くなったボス君。
猛暑だった今年の夏。
もう若くないので体力も落ちて来てるし、その疲れが出ていると思っていました。
10月に入って少し痩せたように見えたので、
食べる量を増やすために、なるべく好きな物を多めに出すようにしました。
それからすぐに私が入院してしまいましたが、その間もずっと気がかりでした。
夫とのメールも、ボス君の事が多かったです。

11月になるとさらに食べる量が少なくなり、うちへ来ても寝るだけの事が多くなりました。
このままうちでお世話を続けたいと思いましたが、
ケージに入れるのは勿論の事、部屋の窓を閉めただけでパニックを起こす子です。
弱った身体ながら凄い力で出て行こうとするのは、想像に難くありません。
猫ボラさんと夫の話し合いも多くなり、何か変わった事があればお互いにすぐ知らせる事になりました。
そしてその矢先、ボス君は姿を消してしまいました。

先述の通り、お外の子を看取るのは無理だと痛感しました。
「弱ったら姿を消す」
自然界では何も変わった事ではありません。
夫は毎日探して周りました。
退院後ずっと無理出来ない体の私の分まで、必死に探し歩いてくれました。
それでも見つかりませんでした。

「もう一目だけでいいから会いたい」と願い続けました。
それでも「もう無理かな・・・」と思い始めた頃、
ボス君は周りまわって私達の所へ帰って来てくれました。
姿を消してから一週間後の事でした。
詳しく書くと長くなるので割愛しますが、
猫好きの方々のおかげでもう一度ボス君に会う事が出来ました。

もし、道の真ん中で動けなくなっていたボス君をセンターへ知らせてくれる方がいなければ。
もし、ボス君を保護しに来て下さった愛護センターの方が、
「場所は少し離れてるけど、もしかしたら○○さんがお世話してる子かも知れない」と、
猫ボラさんに連絡をして下さらなければ。
もし、その時に猫ボラさんがご在宅じゃなければ。
このような様々な事が重なって奇跡が起きたと思いました。

11月11日16時半過ぎに、こうしてもう一度うちへ帰って来たボス君。
毎日のようにご飯を食べたり、眠ったり、クロちゃんと遊んでいたいつもの保護部屋で、
次の日の4時半過ぎに息を引き取りました。
帰って来てからわずか半日だけでしたが、見守る事が出来ました。
最期の時、二人で頭や体を撫で、ずっと名前を呼んで、いっぱいありがとうを言いました。
ほぼ無理だと思っていたことが、叶いました。



<この先に亡くなったボス君のお顔が載っています。苦手な方は飛ばして下さい。>














P1010358.jpg






11月14日にお葬式を済ませ、ボス君のお骨を引き取りました。
すっかり小さくなってしまったけど、やっとうちの子になってくれました。

P1010383.jpg
マグロが大好きでした




P1010381.jpg




あの網戸をカタカタ鳴らす「来たよ」の音も、
大きな体に似合わない可愛い鳴き声も、
もう二度と聞く事が出来ないと思うと寂しくて堪りません。

002_20130704222221.jpg


この気持ちが癒えるのはまだまだずっと先になると思いますが、
「ここにボス君がいてくれる」という事を心の支えにして、
供養をしていきたいと思います。
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コメント
この記事へのコメント
コンビの片方がいなくなって、クロちゃんも淋しいね( ;∀;)

モフモフさんも体調まだまだの時にお辛いでしょうね。

でもちゃんとモフモフさん一家の愛情は伝わってたんですね。だから最後の挨拶とお別れをきちんとして、虹の橋にお引越ししたんですね・・・いぃ子のボスくん

次は迷わず最初からモフモフさんちの子に生まれ変わるんだよ。
それまでちょっとだけバイバイ(;_;)/~~~
2015/11/26(木) 16:00:32 | URL | まゆん #-[ 編集]
>まゆんさん

嬉しいお言葉をありがとう。
約10年の思い、ボス君に伝わってたらいいな(^^)
ちゃんとお別れ出来て、本当に良かった。
「次はもう絶対うちの子になって」って、
しっかり耳元で繰り返し呪文のように繰り返したから
たぶん来てくれると思う(Φ∀Φ*)
早く来てくれないと、
今ほんとにクロちゃんが寂しそうなの(´・ω・`)
2015/11/27(金) 20:54:34 | URL | モフモフ #-[ 編集]
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